ミカタスノーパーク安全報告書 2015
(平成26年2月1日~平成27年1月31日)

1 利用者の皆様へ

当社の索道事業に対して、日頃のご利用とご理解、誠にありがとうございます。
当社は、経営理念の第一に安全の確保を掲げ、法令の遵守とともに安全輸送に努めております。
本報告書は、鉄道事業法に基づき、輸送の安全確保のための取組みや安全の実体について、自ら振り返るとともに広くご理解いただくために公表するものです。

2 基本方針と安全目標

当社の経営理念の第一は、安全の確保です。
「安全基本方針」を次のように掲 げ、社長以下従業員に周知・徹底しております。

(1)基本方針

①一致協力して輸送の安全の確保に努めること。
②輸送の安全に関する法律・規程を遵守し、厳正、忠実に職務を遂行すること。
③常に輸送の安全に関する情況を理解するようつとめること
④推測に頼らず確認の励行に努め、最も安全と思われる取扱いをすること。
⑤事故・災害等が発生したときは、人命救助を最優先に行動し、すみやかに 安全適切な処置をとること。
⑥情報は漏れなく迅速、正確に伝え、透明性を確保すること。
⑦常に問題意識を持ち、必要な変革に果敢に挑戦すること。

(2)安全目標

索道事故 「0」を目標に一致団結して安全輸送に取り組みます。

3 事故等の発生状況

平成26年2月1日~平成27年1月31日の期間
索道人身事故はありませんでした。
インシデント(脱索)が発生しました。
日時:平成26年12月21日 午前9時30分
場所:第3ロマンスリフト 6号支柱下り線 脱索
ケガ人はありませんでした。
原因はセンター調整後の固定不備によるセンターズレの発生と、その後の確認と日常点検での見落としにより発生したもの。
対策:始業点検時にリフト係員により路線一周乗車し、センタースレ・索輪摩耗・異音・障害物等がないか目視等で確認を徹底。
メンテナンス担当者が不定期で各リフトを巡回点検していたが、今後は週一回全リフトを巡回点検実施作業にあたっては、索道技術管理者立会のもと行うこととし、立ち会えない場合は作業後速やかに索道技術管理者が確認することとした。

今回のインシデントの発生を教訓に全社一丸となって安全輸送に努めます。

4 輸送の安全確保のための取り組み

(1)人材教育

当社では輸送の安全を確保するために、毎年シーズン営業前に施設及び取扱いや事故事例等をもとに安全教育を実施しています。

(2)緊急時対応訓練

毎年、シーズン営業前に、救助訓練等を実施しています。

(3)安全のために講じた事

安全輸送・ゲレンデの安全を啓蒙・啓発するため「安全推進委員会」を設置推進します。
近畿運輸局による、保安監査・安全マネジメント評価を受けました。
監査・評価での指摘事項等をふまえ、さらなる改善と安全マネジメント体制確立に取り組みます。

5 当社の安全管理体制

安全管理体制図
社長 輸送の安全の確保に関する最終的な責任を負う。
安全統括管理者 索道事業の輸送の安全の確保に関する業務を統括する。
索道技術管理者 安全統括管理者の下、索道の運行の管理、索道施設の保守の管理
その他の技術上の事項に関する業務を統括管理する。
索道技術管理員 索道技術管理者の指揮の下、索道技術管理者の行う業務を補助する。